12足目のSさん・・・。当工房にて沢山作成していただきましたが、なんと内羽根(balmoral)は初めてとのことです。ハンドソーンウエルトも今回で6足目。ということで早速中底加工です。もう手馴れたもんで、危なげなく“土手”を仕上げました。木型もこれまでの“羽根物”で使用したものなので、今回は“仮履き”無しで、いきなり本靴製作へと突入です。
オンライン教室のTさん・・。※前回のブログはコチラ➭ 型紙作りから始めた為少し遅くなりましたが、ようやく“仮履き靴”が完成いたしました。いわゆる“木型抜き”をお持ちの場合はご自身で木型を抜き、足入れ・チェックを行いますが、Tさんはまだお持ちでないので、一旦こちらに送っていただき、木型を抜いたうえで、次の行程の資材と一緒に返送しております。
埼玉で靴の修理のお仕事をされているという女性のJさん。 1足目からハンドソーンウエルト製法でチャレンジしてみたいとのこと・・。靴作り初心者の方にはあまりお勧めはしておりませんが、やはりお仕事で日々向き合っているだけあって、仮履き作りの行程を見ているとかなり手際も良さそう・・・。ということで、早速中底加工です。 5㎜のベンズを切り出し、木型に癖付けし・・・、掬い縫いの“溝堀り”作業から、“下穴”空けまで・・・。
この夏から【オンライン靴教室】にご参加のTさん・・・。以前、神奈川の靴教室で1~2足作成したことがある様なのですが、是非型紙作りから挑戦してみたい、ということで目下奮闘中です。 こちらがZoomのスクリーンショットになります。※オンライン教室のブログはほとんどスクショになりますのでお含みおき下さい。 動画にて採寸方法を習得していただき、ご自身で採寸した数値を基にこちらで補正した木型をお送りし、まずは、ベースとなる[木型のマスターゲージ]の作成です。
コロナでなかなか通えなかった為、やや長引いておりますKさんのブーツ・・・。
前回は先芯の成形迄終わり・・・、※前回のブログはコチラ➭
トウのつり込み作業を行っております。掬い縫い迄ソツなくこなし・・・、ヒドゥンチャネルの上、出し縫い作業・・・。 更には、ヒールの積み上げ作業等、順調に進んでまいりました。 でもって、いよいよ楽しみにしていた“革染め”作業へ・・・。
かれこれ7足目のMさん・・・。 以前もご紹介しましたが、奥様がかなりの“外反母趾”で、靴にはいつもお困りのご様子・・・。ということで、1足目の“内羽根”、2足目の“モンクストラップ”、3足目の“アンクルストラップサンダル”に続いて、4足目は“チャッカブーツ”を作って差し上げるそうです、・・優しいな~・・・。 外反部分の肉付けはこれまでの3足で問題なかったようなのでこのままとして、ただ今回はブーツということで足入れがし易いよう、いわゆる『乗せ甲』と、かかと部分には『ブーツキーパー』を施しております。
久々ご登場のKさん・・・。お家での作業でミシンが無いので、画鋲で穴を空けて手縫いをしていたあのKさんです。 ※前回のブログはコチラ➭ 結局、見えにくいベロの部分だけを手縫いし、残りは工房のミシンで仕上げました。ということで、早速つり込み作業です。 兎に角新たなことにやたら挑戦したがるKさん・・・。かかと部分は“ノーシーム”で仕上げたため、つり込みかなり苦戦中・・・。
引っ越し等でバタバタだったので、もう2ヶ月程前に完成しているのですが、Sさん追っかけ記録の続きです。 ➭前回の②はこちら➭ 出し縫いについては、“ダブルウエルト”でピッチは『8』。回数を重ね、だいぶキレイに仕上がってますね・・・。 慣れないと、ステッチにガタつきが出てしまいますが、ちゃんと揃ってます。 前回、薄くまくり上げた“ヒドゥンチャネル”を戻し・・・、 ヒールを積み上げ・・・、木やすり➭ガラス片➭サンドペーパーを使い、キレイに表面を整えていきます。
靴を作成する上で一番最初に行うのが“木型補正”です。 今週は、オーダーブーツの1足分、教室では今月からスタートされる生徒さんの1足分、古株の生徒さんで次作は木型を変更する方の1足分と、計3足分の木型補正が重なりました。
まずは、先日オーダーいただいた“レディースブーツ”。 来春、大学を卒業されるお嬢様の為の就職のお祝いに、というお母さまからのご注文で、早速ご来工いただき、足の採寸です。
Sさん追っかけ記録その②です。 ※①はこちらから➭ 今作で11足目なので、もう吊り込みはいいでしょう・・・。省略です。 ということで、“掬い縫い”の糸作り・・・、チャンを擦りこんで糸に強度を持たせます。 こんな感じで片方を固定し、チャンとロウを擦りこみます。 ※因みに別の方ですが、糸作りの動画はインスタからご覧ただけます。➭ 松脂と油を混ぜたこの“チャン”を糸に染み込
昨年はNHK大河に影響され、司馬遼太郎の小説を読み漁り、鎌倉~明治維新までの日本史にかなりハマっておりましたが・・・。 最近ハマっているのがこちら・・・、中野京子著『怖い絵』シリーズ・・・。 昔、時折博物館や美術館で、意…
初めての靴作りに挑戦中のTさん・・・。ミシンもほぼ初めてということで、まずは機械に慣れてもらいます。真っ直ぐ縫えるようになったら、次は曲線もなだらかなアールになるように繰り返し練習します。 靴はかばんや革小物と違って、曲線が殆どですからね・・・。仮履きを作成し、本番前に組み立て手順やつり込み
本年から新たに設定した『オンライン靴教室』・・。長野県在住のKさんが今月から新たにスタートいたしました。 本来『木型補正』や『型紙作り』に関しては、初めての方にはやや難易度が高いのでこちらで行い、アッパーの組み立てやつり込み作業などをメインに行っていただいておりますが、過去他の教室で一足作成
ハンドソーンに初めて挑戦中のKさん。前回は、中底の加工と芯材のスカイビング(革漉き)作業の途中でしたのでその続きの作業・・・。“包丁研ぎ”もだいぶ様になってきたようで、前回よりはかなりスピードアップ出来ているようですね・・・。漉きあがった“かかと芯”と“先芯”を、木型に固定し・・・、数日置いてしっかりと乾燥させておきます。ということで、こちらは後日、本つり込み時まで保管
歴10年目のOさん・・・。 これまで靴やかばん等、様々作ってまいりました。先日工房に置いてある、サンプル用の“ラウンドファスナー札入れ”を見て、 『次作はこれにチャレンジしたいですっ!!』 ということで、工房にある型紙を使い、早速革の裁断へ・・・。
因みにこの長財布、革のパーツだけで15種
これで11足目に突入のSさん・・。ハンドソーンウエルト製法では4~5足目くらいでしょうか・・・?まずは中底加工です。 水で濡らした革を木型に癖付けし、底面に合わせ切り回していきます。更に、掬い縫い用に作った“土手”に掬い針で下穴を空けていく様子・・・。この辺りは流石4~5足目・・・、手馴れた手付きでサクサク穴を空けてます。 多分初めての時から比べると、多分半分くらいの
今回、ハンドソーンウエルト製法に初挑戦のKさん・・・。 “型紙作りから自身でやってみたいっ!!” ということで、デザイン画➭ゲージ作成➭型紙作りから始めております。 教室だけでなく、ご自宅でも作業ができるように・・、ということで“My 木型”も購入し、気合十分ですっ!! 木型から写し取った“ゲージ”をベースにデザインを描き、型紙の基となる[展開作業]をしているところ・・・。
2足目製作中のHさん・・・。今回は“内羽根(Balmoral)”スタイルの靴を作成しておりますが、“閂(かんぬき)止め”をどうするか?・・・、ということを一応皆さんに確認しております。 どうするか?というのは、①簡易的な方法と、②高級靴などで見られる伝統的な方法とどっちで進めますか?・・・と
2足目の乗馬ブーツを作成中のTさん・・・。 前作は初足ということで、いわゆる“圧着式(セメンテッド製法)”にて作成しましたが、今回はハンドソーンウエルト製法にて進行中です。 また①に詳しく記載がありますが、中古の木型(脚の部分)にしっかり癖付けをした、本格的なジョッキブーツの製法にこだわって進めております。 ということで、アッパーの革も本格仕様ということで高級レザー“ボックスカーフ”を選択・・・。
歴10年程のKさん・・・。ハンドソーンウエルトの靴は、これで3足目位かな・・・?今回は、奥様の為の“サイドゴアブーツ”。専用木型を使い、型紙作りから挑戦してます。ということで、まずは中底加工から・・・。この様に厚い革に“土手”を作り、中底・アッパー・ウエルトを縫う為の下処理をしておきます。