学校案内

こちらの専修コースでは、靴や鞄(バッグ)をひとつのツールとして、将来独立して自由に仕事ができるように、一定の期間内に手作り靴や鞄(バッグ)・革小物の基礎はもちろん、汎用性の高い知識・技術を学び、自分ひとりで最初から最後まで作り上げることを目的としてカリキュラムを組んでいます。比較的短期間で、靴作り・鞄(バッグ)作りのノウハウを習得したい方はこちらのコースがお薦めです。

  • 生きていく中で、自分が使う靴や鞄は自分の手でつくり、且つ家族や友人など周りの人たちにも使ってもらいたい方・・・。
  • 将来靴や鞄を扱う工房として、“ものづくりの場”を創り、ワークショップを営んでみたい方・・・。
  • 独自の感性を活かして、オリジナルのものを作り、世に出してみたい方・・・etc。

人それぞれ想いは異なると思いますが、それらをサポートしていける場にしたい、と考えております。

■ 各コースカリキュラム

靴コースは【基礎コース】をまず修了いただき、その後【応用コースⅠ】or【応用コースⅡ】の順で受講可能です。

靴専科 【基礎コース】 4か月間 ※トータル256時間

最も基本的な”羽根もの”といわれるベーシックな靴を3種類作ります。
紐やストラップ等である程度調節が可能な靴で、足に合わせるのが比較的容易な靴をまず作り、その靴を履くことにより ”足に合わせる”ことを体感していただきます。

  • 1. 足の測定方法と木型の選択及びその補正について。
  • 2. 中敷の基本的考え方。
  • 3. 革の基礎知識と道具・機械類の取り扱い。
  • 4. 1枚甲(切返し有)の型紙作り及び 靴の作成
  • 5. 外羽根(オックスフォード・ブラッチャー)の型紙作り及び 靴の作成
  • 6. 外羽根の応用編(モンクストラップ)[フィッティングのみ]
  • 7. 内羽根(オックスフォード・バルモラル)の型紙作り及び 靴の作成

① 靴専科【基礎コース】の費用はこちらでご覧いただけます

靴専科 【応用コースⅠ】 4か月間 ※トータル256時間

基礎コースの靴と比べ、いわゆる”押さえ”が無い(もしくは浅い)靴で、比較的足に合わせるのが難しい種類の靴を4種類作ります。 同じ人の足でも基礎コースの木型をそのまま使っても充分なフィッティングが得られず、靴のタイプに応じて木型の補正が必要であることを理解していただきます。また、一般的な”カブセタイプ”(吊り込み式)とは全く作り方が異なるインディアンモカシンの型紙も学び、どのようなタイプの靴づくりにも対応できることを目指します。

  • 1. ローファーの木型補正から型紙作り及び 靴の作成
  • 2. パンプスの木型補正から型紙作り及び 靴の作成
  • 3. サンダルの木型補正から型紙作り及び 靴の作成
  • 4. インディアンモカシンの型紙作り及び 靴の作成
  • 5. ベビーシューズのバリエーション

② 靴専科【応用コースⅠ】の費用はこちらでご覧いただけます

靴専科 【応用コースⅡ】 4か月間 ※トータル256時間

”足”だけでなく、”脚”の採寸も必要となるブーツ類のバリエーションを学びます。 また、底付けも”ハンドソーンウェルト製法”を実践し、更にバリエーションを広げることを目指します。

  • 1. ロングブーツの木型補正から型紙作り、及び 靴の作成
  • 2. ルーズフィットブーツの木型補正から型紙作り、また、クリッピング(革のクセ付け)及び 靴の作成
  • 3. 上記2種の底付け(ハンドソーンウェルト製法)

※【応用コースⅠ】及び【応用コースⅡ】は、基礎コースを修了された方のみ受講可能です。
※各コース共、予定期間内に修了できなかった場合は、通常のクラス(月謝コースもしくはチケット制)にてカリキュラムを続けることが出来ます。
③ 靴専科【応用コースⅡ】の費用はこちらでご覧いただけます

鞄(バッグ)専科 3か月間 ※トータル192時間

まずは、【基礎カリキュラム】にて革小物を作り、ミシンでの”内縫い””外縫い”の違い等を体感します。 その後型紙作りの基礎を学び、少しずつ大きな鞄づくりが出来るよう進めて参ります。

  • 1. 革の基礎知識と道具・機械類の取扱い。
  • 2. 革小物づくりの実践(コースター・キーホルダー・包丁カバー・ブックカバー・小銭入れ・ティッシュケース・ペンケース…etc)
  • 3. マチのある形の型紙作り、及び 小バック・ポーチ作り
  • 4. 内装のバリエーション、及び ベルトのバリエーション
  • 5. トートバッグ・ショルダーバッグ・書類カバン・ボストンバック・ダレスバック…etc 実践
  • 6. 手縫いについて

④ 鞄(バック)専科の費用はこちらでご覧いただけます

各コース概要 及び 募集状況

受講日・時間火・水・木・金・土・日曜の内、週4日間を選択。※①
A9:30〜13:30
B13:30〜17:30
C18:30~22:30

各日1日4時間(16時間/週)※①

  • ※基本的に第5週目[29・30・31日]はお休みとなります。
  • 受講開始日・・・・希望月の1日からスタート※年末年始やゴールデンウィーク等連休が重なる月は一部例外月あり。
  • 受講期間・・・・・開始日より4ヶ月間(鞄[バック]専科のみ3ヶ月間)
  • 受講時間は原則、上記A・B・Cのいずれかを選択いただきます。
    ※①但し、A~B等の同日連続受講(1日8時間)や、受講曜日がイレギュラーなケース(週4枠未満、つまり週2or3枠[8時間/週or12時間/週])等をご希望される場合はご相談ください。各々のご希望に合わせて、ご相談とさせていただきます。
  • 募集状況は(5月1日現在)※各コース共に2名様迄となります。
靴専科(基礎コース)鞄(バック)専科コース
A午前コース
火〜日曜の9:30〜13:30
B午後コース
火〜日曜の13:30〜17:30
C夜間コース
火〜金曜の18:30〜22:30
※土日の設定はございません。

○…募集中 △…残1名 ×…満席

その他、ご不明な点やご質問については、メールかお電話・FAX(03-5980-8981)にてお問い合わせ下さい。メールは下記のお問い合わせフォームからお送りください。また工房の見学につきましても、教室等がない場合、工房を空けることもございますので、必ずご予約の上お越しくださいませ。メールでのお問い合わせ

各コース費用について

① 靴専科 【基礎コース】

入会金¥11,000(但し、教室を受講され既にお支払いの方は不要です。)
専用道具代¥13,200(革包丁、砥石[#1000]、ワニ、銀ペン、目打ち)
受講料¥220,000(一括)、もしくは毎月¥55,000の分割(週16時間の場合)
[※12時間/週の場合:¥41,250/月、8時間/週の場合:¥27,500/月の分割]
材料費1足あたり¥5,000~¥10,000程度(使用する革によって前後します。)×3足分。※完成の都度ご清算いただきます。

② 靴専科 【応用コースⅠ】

受講料上記【基礎コース】と同額
材料費上記【基礎コース】と同額×4足分

③ 靴専科 【応用コースⅡ】

受講料上記【基礎コース】と同額
専用道具代¥5,500(だし針、掬い針)
材料費¥1足あたり¥8,000~¥15,000程度(使用する革によって前後します。)×2足分

④ 鞄(バック)専科

入会金¥11,000(但し、教室を受講され既にお支払いの方は不要です。)
専用道具代(革包丁、砥石[#1000]、銀ペン)及び基礎カリキュラムの革代¥11,000
受講料¥165,000
材料費基礎カリキュラム以降の材料費
  • ※基礎カリキュラムについては見学時にご説明します。
  • ※靴専科の【基礎コース】~【応用コースⅡ】を連続で受講される方へ
  • 入会時に1年間連続受講を希望された場合、割引制度がございます。詳しくはお問い合わせ下さい。