コロナでなかなか通えなかった為、やや長引いておりますKさんのブーツ・・・。
前回は先芯の成形迄終わり・・・、※前回のブログはコチラ➭
トウのつり込み作業を行っております。掬い縫い迄ソツなくこなし・・・、ヒドゥンチャネルの上、出し縫い作業・・・。 更には、ヒールの積み上げ作業等、順調に進んでまいりました。 でもって、いよいよ楽しみにしていた“革染め”作業へ・・・。
引っ越し等でバタバタだったので、もう2ヶ月程前に完成しているのですが、Sさん追っかけ記録の続きです。 ➭前回の②はこちら➭ 出し縫いについては、“ダブルウエルト”でピッチは『8』。回数を重ね、だいぶキレイに仕上がってますね・・・。 慣れないと、ステッチにガタつきが出てしまいますが、ちゃんと揃ってます。 前回、薄くまくり上げた“ヒドゥンチャネル”を戻し・・・、 ヒールを積み上げ・・・、木やすり➭ガラス片➭サンドペーパーを使い、キレイに表面を整えていきます。
これで11足目に突入のSさん・・。ハンドソーンウエルト製法では4~5足目くらいでしょうか・・・?まずは中底加工です。 水で濡らした革を木型に癖付けし、底面に合わせ切り回していきます。更に、掬い縫い用に作った“土手”に掬い針で下穴を空けていく様子・・・。この辺りは流石4~5足目・・・、手馴れた手付きでサクサク穴を空けてます。 多分初めての時から比べると、多分半分くらいの
昨年から通っていただいているKさん。最初は、 “あまり自信が無いから・・・、” ということで、気軽に始められる『レザークラフト教室』でスタートされ、“カービング”や、革ひもを使った“かがり縫い”等で革小物をいくつか作成いただきました。 3~4か月程続けてみて、 “これならなんとか、靴も出来そう・・・。” ということで、早速外羽根靴にチャレンジとなりました。 レザークラフト教室でも使ったヌメ革を使い、更には“手染め”も楽しかったご様子で、靴もご自身で染めることになりました。 いわゆる“パティーヌ”とか“スフマート”等といわれている染色技法ですね・・・。
2足目のYさん。 初足では、今は無き“タニノクリスチー”のローファーを圧着で完成させましたが、今回も同じく“タニクリ”のショートブーツにチャレンジ・・・。 “タニクリ”大好きgirlです。 今回は“手染め”にも挑戦してみたいということで、ヌメ革を使っております。 また底付けについても、
いよいよ佳境の朝ドラ『スカーレット』・・・。 今月に入り、息子・武志の白血病が判明してからは、もう毎朝号泣です。 その後の『あさイチ』での、いわゆる“朝ドラ受け”でチョットだけほっこりしつつ・・・、 しかし、その後の民放各社の連日の“コロナ報道”で、毎朝不安な気持ちに・・・。 なんだか情
ベテランYさんは、14足目に突入です。 ご自身専用の“マイ木型”もこれで3足目・・・。 今回は、トウのシェイプもご自身で加工して、オリジナリティに拘りました。 また、アッパーデザインは“ホールカット”・・・。なんだか最近工房で流行ってますな・・・。 やや堅めの革で仮履きを作った際(上の写
Kさん追っかけ記録、最終回です。 ※前の追っかけ記録②はコチラ➭※更にその前の①はコチラ➭ 出し縫いを終え、踏まず部分をソールリキッドで染め・・・、 ヒールの積み上げ作業中・・・。 5㎜厚ほどの革のヒールを一枚ずつ積み上げ、ヒール底面に残るアールを少しずつ水平になるように削り取っていき
前回、出し針を折りながらもなんとか出し縫いを終えたSさんの続きです。 ※その①はコチラ➭※その②はコチラ➭ ソールの前半分には2㎜のシートを貼るため、踏まず部分を一生懸命磨いております。 その後は、ヒールの積み上げ・・・。 これまでは釘を使ってヒールを固定していましたが、 “木で出来
2ヶ月ぶりにご登場のKさん・・・。 お友達の靴を型紙作りからスタートし、前回吊り込み作業まで終了しておりました。 ※因みに追っかけ記録①はコチラ➭ いよいよ掬い縫いの作業に突入です。尚、掬い縫いで使う糸は、9本撚りの麻糸を上の写真のように“先細り”するように加工し、チャン(松脂+油)及びロウを擦り込んたものを使っています。 力を入れて、しっかりと縫い上げて・・・、
Sさん追っかけ記録その弐です。※その壱はこちら⇒ 早速出し縫いに取り掛かります。前述のKさん同様、Sさんもご自身で購入した“マイ木型”の為、結構自宅に持ち帰っての作業が多めです。ということで、出し縫い作業も“サクッ”と終了・・。 ヌメを汚さないよう、夏場でも手袋しながら作業してきたおかげで、比較的綺麗に仕上がりましたね。 と、いきなり染まってます・・・。やっぱりお家で仕上げてきましたので、染めの様子は写せませんでした・・。残念っ!!
歴2年目、4足目のSさん・・・。満を持して、いよいよハンドソーンウエルト製法に挑戦です。まずは5㎜のショルダーを切り出し、中底の加工です。因みに、今回の為に“マイ木型”を発注いたしました。 型紙作りは、前に作った外羽根やローファーの時に経験がある為、今回は“内羽根”パターンということで、自ら行っております。更に、今回は“手染め”にも挑戦してみたいっ!ということで、ヌメ革を使ってアッパーを仕上げてます。 相変わらずチャレンジ精神旺盛ですな・・・。