靴学校|靴の型紙作りから挑戦

この2年でこれまで計5足の靴を作ってきたNさん・・。

ついに、
“型紙から自分で一足作ってみたいっ!”
ということで、初めて型紙からの製作と相成りました。

最初は、靴の型紙とはどういうものなのか?ということをより理解していただく為、最も基本的な形である“切り返しあり”の靴か“センターシーム”の靴かのどちらかの選択となります。

靴のデザインとして最もオーソドックスなデザインともいえる“外羽根”“内羽根”に入る前に、このデザインで一足作っておくと、その後の様々なデザインを考え進めるときに、より理解が深まる、と考えております。

ということで、Nさん悩んだ挙句、内OR外側に“切り返しのある”靴を選択・・・。

早速、マスターゲージを使って型紙の基となる“展開図”を作成・・・。
上の図では、靴の内側に“切り返し”が入ったシンプルな形となっております。

勿論このまま、左右対称で作成しても良いのですが、そこは6足目のNさん・・・、

“切り返しのラインを左右非対称で替えて作ってもいいんですか?”

と、早速基本の考えを応用させた技を駆使・・・。

なにやら、様々な形となった型紙で、早速“型押し”の革を裁断し始めました・・・。

もう一枚、グレーの革を使ったコンビネーションにする模様・・・。

ということで、完成~!

左右非対称のデザインで、オリジナルな靴が完成いたしました。


※因みに、後日余った革を使ったトートバッグを作成されました。そちらのブログはこちら➭ご無沙汰しております、ご無沙汰し過ぎたかもしれません。

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