靴教室|ダブルモンクはストラップの微調整が大切です。

昨日の休憩時間、工房から50m程のコンビニへコーヒーを買いに行ったら、いきなりのゲリラ豪雨でズブ濡れに・・・。
 
この間なんかは、自宅から買い物に行こうと2~3分自転車漕いでたら急に降り出してきたので、慌てて帰宅し傘を用意したら、すっごい晴れてきて・・、
 
“なんだよ~”って・・・。
 
荷物が多くなりそうだからと、傘を置いて出かけたところ、帰りにやっぱりズブ濡れ・・・。
 
最近の夏はほんの僅かな距離ですら傘が手放せないな・・、と思う今日この頃・・・。
 
 

 
さて、こちらはハンドソーンにてダブルモンクを作成中のMさん・・・。
 

 
デザイン&型紙作りから進めており・・・、
 

 
また、この度新しく新調したMY木型故、仮履きを作成しております。
 

 
奥に見えるのが、仮履きの靴。
モンクストラップにありがちなのがストラップの角度の調整です。
 
木型にデザイン画を描き、それをもとに型紙を作成していくわけですが、木型甲部の肉付け具合や、ベロの厚み、また革そのものの厚み等が影響し、デザイン画で描いたままの状態で展開してくと、必ずおかしななことになります。
 
ということで、実際に足入れをしてみて、ストラップの長さや角度を調整したうえで、本番へと突入いたします。
 

 
アッパー作成と同時進行で、中底の加工作業へ・・・。
 

 
ハンドソーンの中底加工は、包丁を微妙な角度やミリ単位の深さで刃を入れていくので、なかなか神経を使う作業です。
 

 
なので、気分転換というか、状況に応じてアッパー作成と交互に進めていくのも、ひとつのやり方ですね・・。
 
ま、本当はどっちも神経を使って欲しいのですが・・。
 

 
でもって、つり込みへと・・・。
 

 
因みに、こちらも自前で用意した黒のタンニンレザー・・・。
 

 
いい感じで、着々と進行してます。

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