細かな作業の時に、前々から欲しいと思っていた“ヘッドルーペ”・・・。
遂に、Amazonでポチっちゃいました・・・・。因みに¥2,190也・・・。
安っ!!
2.5倍~25倍の8段階で、しかもLEDライトまで付いているのに・・・。
色んな意味で話題のCM『ハズ○ルーペ』が¥10,000近くもするので、こういうものは結構お高いのかと思っておりましたが・・・。
因みに“細かな作業”というのは、こういう道具類を仕立てたりするのですが、ヤスリやサンドペーパーで磨いていくとき・・・。
そろそろ“老眼”かな・・・、と感じて久しい今日この頃・・・。とっても重宝しております、ハイッ!!
ということで、今日は前々から気になっていた、“シャコ止め”をこのヘッドルーペを使ってしっかりマスターしようかと・・・。
“シャコ止め”、もしくは“閂(カンヌキ)止め”とも呼ばれますが、『内羽根式スタイルの甲部腰革内外2枚の羽根の先端を糸でとどめること。止め縫いの形状がしゃこに似ていることからしゃこ止めという。(日本皮革産業連合会:皮革用語辞典より抜粋)』となっております。
いわゆる、内羽根スタイルの・・・、
“外羽根”にもカンヌキはありますが、内側と外側で計2か所となります。つまり脱ぎ履きの時や歩行時に、靴の構造上、一番“負荷”が掛かる部分が“カンヌキ”になるのですが、外羽根は負荷が2分されるのに対し、内羽根は一か所に集中する為、よりしっかりと縫い合わせる必要があるわけです。
市販の靴等では、太目の手縫い糸を2~3回ぐるぐると巻いて内側で結んで終わりっ!というものが殆どのようですが、有名ブランドなどでは細い麻糸や絹糸を12~13回ほど、特殊な縫い方で留める、という拘りなんかもあるようです。
その“特殊な縫い方”というのが、出来上がった時に寿司ネタで知られる“蝦蛄(シャコ)”に似ていることから、日本では“シャコ止め”と呼ばれるようになった、といわれています。
ということで、早速トライですっ!!
ひたすら、チクチク、チクチク、チクチクチク・・・・。
因みになんですが、これが画素数1600万のスマホで接写した写真・・・。肉眼ですとこんな感じでしか見えませんでしたが・・・、
ルーペを通してみると、
こんな感じ・・。
お~!・・・でも、シャコではないな・・・・。
糸の番手を30番にしたり20番にしたり、気分を変えて糸の色を変えてみたり・・・、
目指すはコレっ!!
20回程繰り返した結果・・・、
いかがでしょう・・・。シャコに見えますでしょうか?
因みに、30回目位でできたベストオブ“シャコのにぎり”がこちら・・。
“シャコ止め”としてはイマイチですが、“にぎり”としてはほぼ完ぺきかと・・・・。