靴教室|OYさん追っかけ記録①~アウトステッチで2アイレットの内羽根作り

久々ご登場のOさん・・。

Oさん ステッチダウン製法に再チャレンジ

Oさん ステッチダウン製法に再チャレンジ

これで6足目です。前作で手縫いマッケイに挑戦しましたが、その前に作成したステッチダウンの方がお好みらしく、今作も2度目のステッチダウン製法で進めるようです。

Oさん 2アイレット内羽根作成

Oさん 2アイレット内羽根作成

デザインは、当工房のセミオーダーでサンプルとして置いてある“2アイレット内羽根”・・・。使用する革もサンプルと同じ“オイル絞り”のタンニンレザーを使用するようです。

2アイレット内羽根 アッパー作成

2アイレット内羽根 アッパー作成

2アイレット内羽根 アッパー縫製

2アイレット内羽根 アッパー縫製

サクッと、アッパー縫製までが終了~!
5年近く通っていただいておりますが、相変わらず丁寧に、且つ慎重に進めてます。

2アイレット内羽根 ベロの縫い止め

2アイレット内羽根 ベロの縫い止め

これは何をしているかというと、内羽根スタイルの靴でよく見られるのですが、ベロが落ちないように施す処置のひとつ・・・。
外羽根などの靴は、ベロが甲革と一体になっているケースが殆どなので、ベロが落ち込んでしまうということは無いのですが、内羽根の場合はベロの付け根部分でライナーとだけ縫われているケースが多いので、足を入れていない状態ですと、ベロが下に落ちてしまいます。

2アイレット内羽根 ベロの縫い止め

2アイレット内羽根 ベロの縫い止め

その為、このように、片方のみ(だいたいは内側)甲の革と縫い止めしておくわけです。
既に飾りステッチが施してるため、その上から2㎝弱のステッチを入れても、さほど目立たない、というわけです。

芯材の切り出し

芯材の切り出し

ということで、いよいよつり込み作業へ・・・。

芯材の切り出し 床革

芯材の切り出し 床革

踵に入れる芯材を切り出しております。
靴の種類にもよりますが、しっかり踵をホールドできて、且つ型崩れを防ぐ為、基本5㎜厚の床革を漉いて使用していきます。
※因みにパンプス等の華奢なスタイルの靴は、2㎜~3㎜の床で作成することもあります。

かかと芯 革漉き作業

かかと芯 革漉き作業

端は“ゼロ漉き”といって厚みを0㎜にし、中央部分は当初の5㎜をキープ・・、革包丁を使い少しずつ薄く漉いていきます。

2アイレット内羽根 吊り込み作業

2アイレット内羽根 吊り込み作業

でもって本つり込み・・・。いい感じで進行中です。
この後の手縫い作業など、また改めてご紹介させていただきます。

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