昨年、初めての靴作りで『乗馬用ブーツ』(ジョッキーブーツ)を作成したTさん・・・。
※その時のブーツがこちら➭靴教室|TNさん追っかけ記録②~乗馬ブーツは色々持て余しますっ!の巻
乗馬がご趣味ですから、当然2足目も、乗馬ブーツで・・・。
しかも、次は、
“是非、ハンドソーンウエルト製法でっ!!”
と、強いご要望でしたので、早速中底加工から進めてます。
しかも、中古で乗馬ブーツ&専用木型を購入されてきました。
因みに、左の黒いブーツ本体は特にいらなかったらしいのですが、木型とのセット販売だったので、やむを得ず購入したとのこと・・。
・・・・、気合入りまくってますっ!
メルカリ?で¥15,000位だったそう・・・。
因みに、『足』のサイズは偶々24.0㎝と丁度良かったのですが、『脚』のサイズが少し大きい模様・・・。
ということで、『脚』部分の真ん中の木型を、今流行りの『3Dプリンター』で一旦複写し、Tさんの『脚』のサイズに合うように加工し直しております。
お分かりでしょうか?右側の穴が空いている方が元々の木型で、白っぽい素材の部分が今回3Dプリンターで加工したものとなります。
ちゃんと数値を測り、ぴったりと合わせております。
ということで、だいぶ端折ってしまいますが、仮履き靴が完成~!!
前作は、バックファスナー仕立てでしたが、今回は、サイドファスナーというか、フロント~サイドへと流れるという、変則的なファスナー。
なにやら、お馬さんにファスナーのスライサーが当たらない様に・・・、という配慮がなされたデザインの様です。
・・・やさしい・・・。
でもって、早速足入れ・・・。
バッチリのようなので、早速本番へと突入いたします。