久々の投稿です・・・。
今回はハンドソーンウエルト製法での【ローファー】製作工程です。
中底加工を仕上げ、かかと芯と先芯の癖付け行程中・・・。
切り出して、薄く漉いた革を先に木型に癖付けしておくと、つり込み作業も短時間で進められます。
因みにアッパーはこんな感じで・・・。
茶系のクレイジーカーフ【Crazy calf】を使い、モカとトウにはスキンステッチを、またかかと部分にもトライアングルモカを施してみました。
先芯のつり込み後、一晩寝かせて乾かしてから・・・、
木やすりとサンドペーパーでカタチを成形していきます。
しっかりとエッジが出る様に・・・、またしっかりと水平なラインが出ているか確認しながら削っていきます。
この作業、手間は掛かりますが靴が完成した時に最も目につきやすい“トウ”部分の形成となりますので、じっくりと色んな角度から眺めて作業を進めていきます。
この後、アッパー(トウ~中足部)のつり込み作業へと入りますが、一連の流れを5分程のインスタの動画にまとめましたので、右の赤文字か下のサムネイルをクリックしてご覧ください。➭ローファー吊り込み作業・動画