外反母趾に合わせたサンダルが完成~!

前作に続き、奥様への靴を作成中のMさん・・・。
 

 
チケット制故ゆえ、月2回ののんびりペースで進めておりましたが、夏の終わりも近づき若干焦り気味に・・・。


 
因みに、サンダルには、直接足に併せ、木型を使わないで作るタイプと、通常の靴作り同様、木型を使って作るタイプの2通りありますが、今回は木型に合わせて作るタイプ・・・。
 

 
サンダルとはいえ踵をしっかりとホールドし、且つ芯材を入れるデザインですので、こういったデザインの場合木型は必須です。
 

 
ということで、しっかり吊り込み作業も行います。
 

 
モスグリーンの革を使い、シックな雰囲気を目指します。
 

 
両足のアッパーが形になりました。
 

 
また、今回は“飾り押し縁”を廻りに貼り付けました。
 
“飾り押し縁”とは、文字通り“飾り”なので無くてもよいのですが、昔の手縫いの靴の雰囲気を出すため、まあ一種のデザイン的な要素で、好みで付けるかどうかをご自身で決めていただきます。
また、車の“バンパー”的な感じで、アッパー(靴本体)を保護する、という意味合いも兼ねております。
 
特に今回のようなサンダルは、足趾がむき出しの状態になっておりますので、足を保護する、という意味では付けた方が安全ではありますね。
※まあ、上から踏まれてしまえば意味は無いのですが・・・。
 

 
お分かりでしょうか・・・。
Mさん、奥様への靴は今回で3足目なのですが、かなり外反母趾が酷く、靴選びにはいつもお悩みだそう・・・。
 
これまでの2足は足あたりもよく、快適に履いていただいているようなのですが、サンダルは今回初めて・・・・。
なので、何度か木型を修正し、また仮履きを吊り込みし直したりして、外反部分にストレスが掛からないよう、ミリ単位で革の位置や角度を調整しました。
 

 
最後に、底材・ヒールを付け、色を入れて・・・、
 

 
完成~!
 

 
9月に入ってしまいましたが、まだしばらくは暑い日が続きそうなので、活躍してくれるといいですね。