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12年ぶりメンテナンス

漉き機 刃研ぎ

当工房でもう12年近く活躍している、NIPPYの漉き機・・・。一昨日、少し厚めの革を漉いていたら、急に“刃”だけが回転しなくなってしまいました。写真の様に本体をひっくり返して色々と探ってみましたが、原因はよくわからず・・・。
本体下のテーブルにだいぶ革くずや埃が溜まっていたので、掃除したところ、その中に5㎜程の金属のかけらを発見・・・。
危っな~・・、ごみと一緒に捨てるとこだった・・・。
これまで見たことの無いパーツなので、
“これは下手に手を出せないな・・・”と思い、購入元の社長に確認の℡を入れたところ、

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靴教室|ヴィンテージスチールの穴、ムラあり過ぎ問題

ヴィンテージスチール取り付け

ハンドソーンウエルトの靴底に、ヴィンテージスチールを取り付けたいKさん・・・。スクリュー釘で留める方法もありますが、やはり、よりしっかりと固定するにはネジ式がいいと思います。このスチールに合うはずのネジがきれていたので、東急ハンズで買ってきました。
ところが・・・、
穴によっては、しっかり入ったり、微妙に入ったり、全然入らなかったり・・・・。
ムラあり過ぎでしょっ!!
ということで、ルーターで穴を広げる作業です。

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靴教室|同時進行が過ぎるYさん。

Yさん時計ベルト修理

土曜クラスのYさん・・・。
靴や革小物など、相当数作ってきたベテランさんです。
最近は工房の木型ではなく、マイ木型を数足購入して・・・、
“2足同時進行”なんてこともやってのけます。
こちらは親戚の叔母さんの為の靴・・・。
本日、本つり込みまで進みました。
でもってこちらはマイ木型で作成中のワラビー・・・。
こちらも吊り込み完了です。
更には、
こちらの腕時計のベルトも作り出す始末・・・。

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どうしても履き続けてしまう靴

鏡面磨き

ちょうど昨年の今頃に作った、サイドエラスティック。春~秋にかけては、なるべく複数の靴をローテーションで履き廻しております。
人の足は想像以上に汗をかきます(一説によると1日200ml程といわれております。)ので、靴が吸い込んだ水分をしっかりと乾燥させるには、約2日程掛かる為、3~4足をローテーションで履くのが一般的に良いとされております。
水分はカビや雑菌・埃等の温床となり、革の劣化やにおいの原因となるわけです。
本来は年間通してローテしたいところなのですが、

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かばん教室|春のペンケース祭り!

もはや、毎年恒例となりつつある、Kさん“春の〇〇祭り”・・・。
毎年この時期になるとなぜか同じものを大量に作成し、周りのお友達に配る模様・・・。
因みに昨年はこちら、
ポケットティッシュは勿論のこと、ファスナーを空ければマスクや目薬など、ちょっとした小物も収納できるという、花粉症の方にはとても嬉しいポーチですね・・。5つも作成・・・。昨年の“花粉症の方限定!春のポーチ祭り”は大盛況だった模様・・・。

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靴教室|SKさん追っかけ記録①~ハンドソーン&手染めに初挑戦!の巻

Sさん 内羽根 仮つり込み完了

歴2年目、4足目のSさん・・・。満を持して、いよいよハンドソーンウエルト製法に挑戦です。まずは5㎜のショルダーを切り出し、中底の加工です。因みに、今回の為に“マイ木型”を発注いたしました。
型紙作りは、前に作った外羽根やローファーの時に経験がある為、今回は“内羽根”パターンということで、自ら行っております。更に、今回は“手染め”にも挑戦してみたいっ!ということで、ヌメ革を使ってアッパーを仕上げてます。
相変わらずチャレンジ精神旺盛ですな・・・。

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靴学校|サイドゴアだけどクリッピング・・・、する?しない?

サイドゴアのブーツを作成中のKくん・・・。型紙を基に甲部分の革を裁断しております。ブーツでよくあるのが、“クリッピング”という技法。甲部から足首に掛けての曲線を一枚革で作成する場合、縫製前に癖付けをすることをクリッピングといいます。
通常、浅草にある専門の業者さんに依頼しておりますが(1枚300円前後でお願いできるので・・)、勿論自分で行うこともできます。
今回Kくんは、勉強の為自力でやってます。
最初は、なかなか皺が消えてくれませんが・・・、

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レザークラフト教室|レザーカービングが止まらないっ!

レザーカービング 文字入れ

タイトルの通り、最近カービングばっかりやってます・・・。この頃、“新書版”の本を読むことが多く、新書用のブックカバーが欲しいなーと思っていたので、これまでよりも、ちょい複雑なデザインで作ってみることに・・・。でも、かなり慣れてきたようで、上の写真の1図面程度なら3時間程で完成できるようになってきました。
“バックグラウンド”と呼ばれる背景部分に染料を入れていき、この“横断幕”みたいなところはどうしようかしら・・、と色々悩んだのですが、取り敢えず、屋号くらいは打てるようにしておいた方がいいかな・・・、ということで、

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靴教室|Nさんの4足目はステッチダウン!

歴2年目のNさん・・。これまでは、主にミシンでのアッパー縫製、そして底付けも圧着でしたが、
“手縫いにもチャレンジしたいっ!”
ということで、まずはアッパーモカ部分に『Uチップ』のステッチを・・・。
なかなかいい感じで仕上がりました。
吊り込み終了後、今回の底付けは『ステッチダウン製法』なので・・・、
ミッドソールを仮止めし、まずはザックリと形を整えていきます。

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オーダーメイド|デザインが気に入ったのですが、合皮なんで・・・。

オーダートートバッグ完成

こちら、あるご婦人が海外旅行中に偶然見つけたという黒のトートバッグ・・・。
表題の通り、シンプルなデザインと、トートの割にカチッとしたフォルムがお気に召されて購入したのですが・・・、
どうも、素材が合皮だったようで・・・、持ち手が割れる割れる・・・。よく見てみると、持ち手以外にも負荷が掛かる部分には所々にひび割れが・・。
購入してまだ数年しか経過しておらず、また使用頻度もそれほどでも無いのに

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靴学校|Kくん型紙作り⑥(サンダル編)

カリキュラム、サンダル作りへと入ったKくん・・・。※因みに型紙作り⑤の様子はこちら➭
今回選んだデザインは、木型を使わないパターンのサンダルなので、型紙もあってないようなもの・・。
本来サンダルの場合、これまで通り“木型”を基に作成した“マスターゲージ”を使って“展開”をし、木型へと吊り込んで作成するパターンと、単に大元である“足”そのものに合わせて作成していくパターンの2通りあるのですが、Kくん、
“取り敢えず今回は、足に合わせて作るパターンだけでいいっすっ!”

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レザークラフト教室|レース革でかがり縫いの革小物たち

小銭入れアンティークペースト

靴やカバンを作った後、ちょっとした革小物を作りたい、という生徒さんが結構います。
トートやハンドバッグ等、ちゃんとした鞄だと完成までに3~6か月程掛かりますし、靴に至っては半年~1年近くも掛かるものもあります。その間、モチベーションを維持するのも大変です。なので、
『次の靴に取り掛かる前に

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かばん教室|Kさん、anelloのリュックを革で作る。

昨年、大ヒットした“anello”のリュックサック。
口金が入ったファスナー付きの入れ口が“ガバッ”と開くことにより、荷物の出し入れがし易いようで、いわゆる業界でいうところのF1~2層を中心に、相当売れたらしいです。
革等の高い素材を使わず、ひとつ2000円~5000円以内という廉価なのも、

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かばん教室|22作目、2WAYショルダーが完成~!

2wayショルダーバッグ 

革小物も含めると、今作で22作目になるAさん・・・。お気に入りの、自前のシボありピンクベージュの革を使って2WAY仕様のショルダーバッグを作成中です。前後の胴に、ベルトを水平に縫い付け、ハンドバッグとしても使えるような作りみたいですね。

ワンポイントの“ショッキングピンク”が差し色として効いて

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靴教室|KYさん追っかけ記録①~2足目はハンドソーンでっ!の巻

Kさんハンドソーンアッパー仮つり込み

2足目のKさん・・・。最初の靴は、セメンテッド製法のチャッカブーツを仕上げ、今回ついにハンドソーンウエルテッド製法にチャレンジです。木型も専用のマイ木型を購入・・・、気合が入ってます。

ということで、まずは仮履き作成・・・。

生徒さんにお配りしている、“仮吊り込み・本吊り込み”の説明書を読み込

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かばん作りの基本②~腕ミシン“TE-5&TE-6”【上糸編】

腕ミシンTE-6B解説

第2回目の“鞄づくりの基本”は革用ミシンを取り上げたいと思います。 ※第1回目“革の裁断編”はブログ右側カテゴリーの『鞄づくりの基本』からご参照ください。 当教室へ通い始められる方の8~9割の方が、 “ミシンは小学校の家庭科以来、触っていないんですけど・・・” といった感じです。 日ごろ家庭でミシンを扱っている、という主婦層の方々は比較的早く慣れますが、そうでない方が最初に苦戦を強いられるところがこのミシンの扱いのようです。

ということで、ここから数回に分けてミシンのセッティングの仕方(上糸・下糸の正しい通し方)、実際縫う時の注意点等を写真を使ってご説明していきたいと思います。
長くなりますので、今回は【上糸編】ということで進めていきます。

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靴づくりの基本②~ポストミシン【上糸編】

ポストミシンPW-6 上糸の通し方解説

第2回目の“靴づくりの基本”は革用ミシンを取り上げたいと思います。 ※第1回目“革の裁断編”はブログ右側カテゴリーの『靴づくりの基本』をご参照ください。 当教室へ通い始められる方の8~9割の方が、 “ミシンは小学校の家庭科以来、触っていないんですけど・・・” といった感じです。 日ごろ家庭でミシンを扱っている、という主婦層の方々は比較的早く慣れますが、そうでない方が最初に苦戦を強いられ…

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ホームページリニューアルいたしました。

ブログの更新がかなり滞っておりますが・・・。 もうお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、お陰様で工房を始めて10年が過ぎましたので、この機会にホームページをリニューアルいたしました。   以前のモノも気に入