久々ご登場のKさん・・・。
お家での作業でミシンが無いので、画鋲で穴を空けて手縫いをしていたあのKさんです。
※前回のブログはコチラ➭靴教室|ハンドソーンに初挑戦のKさん、お家にミシンが無かったので・・・その弐
見た目はミシンと変わらぬクオリティでしたが、やはり時間が掛かり過ぎるとのことで、結局見えにくいベロの部分だけを手縫いし、残りは工房のミシンで仕上げました。
ということで、早速つり込み作業です。
兎に角、新たなことにやたら挑戦したがるKさん・・・。かかと部分は“ノーシーム”で仕上げたため、つり込みかなり苦戦中・・・。
だから言ったのに・・・、大変だって・・・。
とはいっても、今更引き返せませんので、細かな皺が消えるまで、何度もチャレンジです。
おっ、だいぶキレイに収まってきましたね・・・。
つり込み後は、“掬い縫い”へ突入・・・。
下穴空けの時はシャンプーを使った為、変なシミが中底にありましたが・・・、(※詳しくはコチラ➭靴教室|ハンドソーンに初挑戦のKさん、石鹸が無かったので・・・その壱。)
シミ、消えましたね・・。
踵部分は“かがり縫い”を施して、いわゆる“シングルウエルト”で進めてます。
その後、シャンクとコルクを詰めて、木やすりでキレイなアールになるよう調整中・・。
因みに、浅草で中古の木型を¥3,000程で購入してきて、
掬い縫いの“復習”をご自宅で行ってきたようです。
熱心ですね~。
あれ?・・・、このシミは・・・、またシャンプーで下穴空けたな・・・。
と、なんだかんだでこの後、本底付け➭ヒドゥンチャネル➭“出し縫い”と順調に進み・・・、
ウエルトにコテあて・・。車ゴテの後、目を際立たせる為“目付ゴテ”をあてている様子。
底面は“半カラス”で仕上げ、フノリで磨いて・・、
更には、ビンテージスチール迄付けるという・・・、もうてんこ盛りです。
ということで、完成~!!
前作同様、ガンガン履いて下さい。
この後、更にマイ木型を購入し、次作のデザインを検討中のようです。