ベタなタイトルですみません・・・。
ところで、毎年年末の教室になると、皆さん帰り際に、
“良いお年を~”
といって帰って行かれます。もちろん私も同様にお返しをするわけですが、元号が変わるこのタイミングでは何と言ってお別れするのが正解なのでしょうか・・・。
年が変わるタイミングで“良いお年”と言っているわけですから、元号が変わるのであれば
“良い元号を~”
かな・・・・。なんか違うな・・。
時代の節目に当たるから、“良い時代を~”みたいな・・・。
これもイマイチ・・・。
土曜クラスで大学生のMくんと、このことについて話していたところ、
“学校でもみんなと話していたんですが、“良い平成を~”なんてどうですか?”と・・・。
なるほど・・・。
“でも、よいお年ってのは新年をさしているから、それでいくと“良い令和を~”ってのが正解じゃない?”
と、どうでもいい話しをしながら、Yさん、たぶん平成最後の靴が完成です。
もうかれこれ12~13足目・・・、私もご本人もよく覚えていません・・・。
今回は、叔母さまに当たる方への靴となります。少しずつレベルアップを図っていきます。
どういうことかというと、靴作りは、殆どの方はまず自分の靴から作成していただきます。
市販の靴と、足を採寸し木型をしっかり補正して仕上がった靴の履き心地を、ご自身で体感していただく為にも重要だと考えています。
何足か作成したその後、今度はご家族等身近な方の靴に取り掛かります。
ご家族なら、多少合っていなくても、許してもらえるからです。※お金の収受も発生しないでしょうから・・。
ただし、今回は家族からちょっと離れたお立場の方・・・。
“材料費位は貰っておこうかな・・”
ということなので、よりフィット感の精度を上げていく必要があるわけです。
型紙作りから、全てご自身で・・・。大分手馴れてきましたね・・・。
それにしても、ちょっと変わったデザインですね・・・。トリッ〇ンっぽい感じでしょうか・・。
濃茶の革を縫製し・・・、
吊り込み作業へ・・・。
手前のベージュのワラビーっぽいのは、ご自身の靴だそうで、同時進行してます。
仮吊り込みを終え・・・、
芯材を入れて本つり込みまで終了・・・。
今回はステッチダウン製法(アウトステッチ製法ともいいます)で底材を付けていくようですね。
こちらもサクッと、仕上げ・・、
おっ!チェーンステッチですな・・。
ソールは、“ウエッジソール”・・・、相変わらず色々と盛り込んでます。
ということで、完成~!
今日これから、直接ご実家へ帰られるとのことで、このGW中にお渡しするようです。
完成のタイミング迄しっかり管理して、もうほぼ職人レベルです。
前述の、“いつも春にブーツを完成させてしまうNさん”にも見習っていただきたい・・・。
※そちらのブログはこちら➭靴教室|Nさん追っかけ記録②ウエスタンブーツ編~翌年の冬も間に合わず、の巻
さて、後は感想がどうなるか・・・。
令和に入って最初の報告が愉しみです。