靴作り初めてのIさん。昔の“麻袋”のような特徴的なタンニンレザーを使い、外羽根を作りました。初めてとは思えぬ、丁寧な仕上がりですね。
前作の“ポストマンシューズ”がお気に召したのか、今作も“ポストマン”のブーツ。赤茶のボックスカーフとホワイトのウエッジソールが特徴的な一足に仕上がりました。
ベテランSさんの10足目は、ヌメ革を手染めした革で作成したマウンテンブーツ。実際に山登りで履くので、本格的な仕様にする為底付けは“ノルウィージャンウエルト製法”にて仕上げました。
Tさんの6足目はギリーシューズ。アッパーにはゴート(山羊)の革を使い、底付けは初めて“マッケイ製法”にチャレンジしました。
奥様への靴を2足作ったところ、その評判を聞いて奥様のお友達の靴を作ることになったMさん。パンプス用の木型で内羽根を作成。ボロネーズ製法で、返りの良い一足に仕上がりました。
お財布等、革小物でたまに見かける高級レザー“ブライドルレザー”を贅沢に使った一足。こちらもこれまで同様、ハンドソーンウエルト製法にて作成しました。
初めての靴作りのOさん。メンズライクな感じで…、ということでダブルモンクを作成。いちいち尾錠を外さなくてもいい様に“引っ掛け尾錠”で作りました。ライナーと中敷きを左右でテレコにするという斬新な一足です。
年1~2人のペースで来るのが、この“ウエディング・サプライズ”の靴。披露宴でいきなり旦那様を驚かせたい、と2月から初めて、週3回、約2ヶ月で完成させました。Hさん、お幸せに~!
これまで紐靴2足を作ってきたOさん、遂にパンプス作成です。初めてのプラヒールでサイズも前回の木型からワンサイズ下げての作成でしたが、ピッタリ。この後、だいぶ活躍してくれたみたいです。
踝丈のいわゆる“くしゅくしゅブーツ”を作成したGさん。ブルーグレーの革で、ファスナー&バックストラップで履き心地&脱ぎ履きのし易さも考えた作りのブーツとなりました。
お父様の為にチャッカブーツを作成したKさん。敢えて内側にはファスナーを付け、脱ぎ履きし易いように、という優しい気づかいです。
1足目から“ボタンブーツ”でしかもマッケイ製法にチャレンジしたTさん。ボタンブーツというとクラシカルなイメージですが、メタリックなブルーと黒のコンビネーションで、今っぽい雰囲気に仕上がりました。
2年間かばん教室で様々なバッグを作ってきたSさん。“もう作りたい鞄は概ね作った”ということで、靴教室へ転向です。最初の靴は“ポストマンシューズ”。鞄づくりで培ってきた技術で、初足とは思えぬ出来栄えです。
T姉妹のお姉さんの4足目が完成しました。今回は初めて底縫い(マッケイ)にもチャレンジ。かなり堅めの革でしたが、何とか綺麗につり込みできました。
冷え性ゆえ職場で履くルームシューズが欲しい、ということで、十万円以上したという、古いフライトジャケットの袖をスパッと切り落とし、その革を使ったルームシューズ。100%ウールで、ノルウィージャン製法だそうです。
厚み2.5㎜のオイル絞りの革で作ったブーツ。ライナーはついてませんが、先芯・踵芯はしっかり入れてます。初めての“ノルウィージャン製法でしたがチェーンステッチも綺麗に仕上がりました。
“美脚に見えるブーツを作りたいっ!”と、ちょっと前に流行った“ナウシカブーツ”を作成したNさん。アッパー革を水洗いし敢えて皺を作ったりと、色々と工夫を凝らした一足に仕上がりました。美脚に見えますよっ!
チャッカブーツを初めてのウエッジソールで仕上げたKさん。vibramの“ドクロソール”を使ってみました。
赤を基調としたタンニンレザーを、ふんだんに使ったストラップサンダルを作成したMさん。残念ながら夏には間に合いませんでしたが、この後は、来春にこのサンダルに合わせたバッグ作りに突入します。
お母さまのお誕生日にプレゼントとして靴を作成していたMさん。脱ぎ履きし易いようにと、エラスティック(ゴム)仕様のスリッポンを選択。ただ結果間に合わず、クリスマスプレゼントになってしまいました。