失敗が功を奏したビーディング

これまでバッグ・革小物類を20作以上作成してきたAさん・・・。

“もう作りたいバッグが無いっ!!”

ということで、遂に靴作りに挑戦です。

デザインは4つ穴のシンプルな外羽根スタイルですが、バッグ類で散々やってきた“ヘリ返し”については

“今回はチョット違うことをやってみようかな・・・。”

ということで、ビーディングにも初チャレンジっ!

ただ、仮履きでは上手くできたのですが、本番では何故かちょっと失敗・・・。

いや、“失敗”という程では無いのですが・・・、

少しばかり“革漉き”&“縫い割り”を攻めすぎて、ほんのちょっとだけですが、革が裂けているように見えます。

強度的にもギリ大丈夫かな・・とも思えたのですが、そこはAさん、

“この部分やり直してもいいですかっ!” と・・・・。

アッパーのネイビーのような暗めの色だから目立つ、と考えた結果、ベージュの明るめのビーディングに急遽変更です。

ということで、いい感じでアッパー完成です。

初めての吊り込み作業・・・。

鞄や革小物は、平面な革を“立体的に組み立てる”というのが主な行程ですが、靴の場合は革を引っ張ったり伸ばしたりしながら“平面な革そのものを立体的に癖付けしていく”という大きな違いがあるわけですが・・・、

何回か行ううちにだいぶ手慣れてきた模様・・・。

つま先の革寄せも上手に行うことが出来ました。

4㎝分のヒールをスポンジ素材を積み上げし、

最後の接地面は摩耗性の事を考え8㎜のクレープ素材を接着・・・、

でもって、グラインダーにて削り廻して・・、

完成~!

やや大きめのビーディングがワンポイントになって、いい感じで仕上がりました。

色味を替えて正解だったようですね!

Aさん、次はこの秋冬に向け、ブーツ作りに挑戦です。