サイドゴアだけどクリッピング・・・、する?しない?

サイドゴアのブーツを作成中のKくん・・・。

型紙を基に甲部分の革を裁断しております。
ブーツでよくあるのが、“クリッピング”という技法。

甲部から足首に掛けての曲線を一枚革で作成する場合、縫製前に癖付けをすることをクリッピングといいます。
通常、浅草にある専門の業者さんに依頼しておりますが(1枚300円前後でお願いできるので・・)、勿論自分で行うこともできます。

今回Kくんは、勉強の為自力でやってます。

最初は、なかなか皺が消えてくれませんが・・・、

繰り返し、ワニで革を引くことで・・・、

ピッタリ~!
慣れるまで大変ですが、超気持ちいい~!

ということで、こんな感じで・・・。

一方、こちらは短靴のサイドゴアを作成中のYさん。まだ、仮履きですが、

一生懸命吊り込んで・・・、

こちらも、綺麗に皺が消えました~。

因みに、こちらはクリッピングはせずに、通常のつり込みだけで作成しています。

ここで重要なのが、短靴orブーツの違いということではなく、短靴でもクリッピングが必要な場合もありますし、逆にブーツでもクリッピングが不要なケースもあるということ・・・。

つまりエラスティック(ゴム)がどの位置に来るかによって、クリッピングが必要な靴なのか、そうでないのかを見極める必要があるわけです。

お二人は理解できたかな・・・。